Japanese Celebrities on Instagram

Loading Taku Takahashi data from Instagram. Please wait...
@takudj : ロータス キャリアが長くなればなるほど音楽の技術は上がるんだけど、逆に作るのが大変になる。あれもやったしこれもやったしってなっちゃって新鮮に感じなくなってくる。人の曲を聴いても「元ネタはこれだよね」ってなっちゃう。我々はこの状態を「音楽的不感症」と呼ぶ。この不感症がわりと厄介な物で音楽というものが楽しい物だということすらも忘れさせてしまう。 「音楽とか映画とかその中身がっていうよりもその時の記憶って言うかさ、その時の人と人との関係を思い出すことが多いだろ？そう、つまり記憶というものは決してそれ単体で存在せず、それを取り巻く環境に支配されているというわけだ。」 僕の大好きな作品『エウレカセブン』第一話のストナーの言葉。僕の場合、その「音楽」というものを作るのが仕事で、人生の色々な刺激だったり、音楽そのものから刺激を得てそれが自分の音楽を作っていく。そんな中でも実は音楽にやられるのって凄く大事で。 単に良い音楽を聴けば良いってものでなくて、聴く環境によって聴こえ方や意味合いがすごく変わる。簡単に言うと恋をしてない人が恋愛ソング聴いてもそこまで感情移入できないじゃないですか。その曲の感じ方って状況や環境によって変わるというか。んで「マッスルメモリー」という言葉があるのね。昔、トレーニングをして鍛えた筋肉が数年間のブランクが空いても、過去の状態や過去以上の成果を短期間で出すことができるやつ。 打ち合わせまでの時間が空いたから、フラッと久しぶりにロータスに寄ったのね。ここってバワリーキッチンを作った宇一さんプロデュースの店で。ここも良くnujabesとかとダラダラ色々とくだらない話をしてたり、一人で来て永遠とCDウォークマンを聴いてアルバムのヒントを探したり。 1人だし待ってる間Spotifyをつけたら急に色んな感覚が戻ってきて。同じイヤフォンなんだけど、一つ一つの音が粒々に聴こえてきたり、曲のカッコよさにやられたり、泣ける曲でグッときたり。筋肉じゃないんだけど脳のマッスルメモリーって言いうのかな。そこで気付かされるのが、下手くそだったぶん、昔は凄く大切な寄り道をいっぱいしてたなあって。どんどん効率を求めてって、こういう風に1人で音楽を聴きにくることをするのを忘れていってる。単に音楽的不感症になってるんじゃなくて自分にとって大事なことをいつの間にかしなくなっちゃってるなって。 そんなことを思い出させてくれるお店のロータス。今の自分に凄く大切な時間。 Been a while since I came to Lotus. Gonna make it short but this is the place where I got ideas of m-flo and Crystal Kay songs. Always important to go back to roots to get re-inspired.